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「DOMANI 明日展」@国立新美術館 

 「無垢な痛さ」「表層と内部」「トゲ」というキーワードが印象として残った。
 その作品群には、見るものの記憶、それもHAPTICな記憶に訴えかけるものが多かった気がする。

 気になった作家と作品の印象は次のようなもの。

・安田 佐智種
 すべてを包みこみながらすべてを排除しようとする、都市の「矛盾」。
 ビルの谷間の暗黒部の、その混沌(映画「ブレードランナー」の地上世界のような)が、画像の変形により極度にえぐり出されているような印象がある。エキセントリックな画面にもかかわらず、都市の「空虚感」「寂寥感」を感じずにはいられない。

・伊庭 靖子
 冷たさとあたたかさ。「温度」を感じる作品世界。
 「やわらかさ」と「あたたかさ」、「かたさ」と「つめたさ」がわれわれの感覚にとってそれぞれ対になっている事をふと思い起こさせる。

・磯凬 真理子
 内部に大切なものを包み込みながら、外部から守ろうとする、その営みの重さ。作品単体の「ゴロン」としたその素っ気なさと、それがあちらこちらに展示されている空間の緊張感との対比が面白い。

■「DOMANI 明日展 2009」国立新美術館
[ 2009/12/29 23:26 ] TB(0) | CM(0)
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 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

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◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

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