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100年で、変わるもの、変わらないもの 

 100年以上年月を経ても変わらないものに、強く惹かれる。
 100年という過酷な時間の経過の中では、その姿を変えるものもあれば変えないものもある。生まれるものもあれば消えるものもある。
 ここで試みに、100年「前」を眺めてみたい。
 ――西暦1900年の前後、日本は日清・日露戦争、西欧列強はアフリカ・アジアの各地に植民地を広げていた。第一次世界戦はまだ先の話。ニーチェが近代合理主義を批判、フロイトは精神分析学を生み出し、アインシュタインが相対性理論を提唱。ライト兄弟の初飛行、映画の発明もこの頃で、レコードはごく一部で普及しはじめたばかり、こういう時代である。
 こうして(ほんの一部ではあるが)100年前を眺めてみると、現在とは全く別のシステム・イデオロギーが世界を覆っていた。しかしまた同時に、現在につながる胎動のようなものが、産業・技術の分野を含め確かに始まっているようにも見える。
 それでは果たして100年後は、何が変わっているだろうか。
 人間を取り巻く自然環境とエネルギー源、教育システム、知識や情報の交換・蓄積、通貨・貨幣と経済システム、マシンと人間の関係性、病気と医療、戦争、月・火星、中国・インド・アフリカの立ち位置…。そしておそらく、現在は予想すらしていない何かが生み出され、当たり前のようにそこに存在しているに違いない。
 逆に、変わらないものはあるだろうか。
 これまで100年以上変わらずにあるもの、自分の周りをよく気をつけて見てみると、そういったものは意外と多い。そしてまたこれらは、よく気をつけて見ないと気づきにくいことも確かだ。こういったものたちはこれから100年、果たして変わらずにいられるだろうか。
 ただし変わらないといっても、特に芸術や文化に関して言えば、常に新しい酸素が送り込まれ、その灯が消えていないことを望みたい。灯が消えた堅い芯だけがその時残っていても、それは「変わっていない」とは言えないだろう。

Radiohead 『In Rainbow』は、音楽コンテンツ産業ひいては経済システムを変えるか?
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NHK 「100年インタビュー

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■「10年後の日本 (文春新書)」
『日本の論点』編集部 (2005/11)
文藝春秋

■NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX
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[ 2007/10/17 19:30 ] TB(0) | CM(0)
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 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

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◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

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