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日本の教育と牛乳の普及 

 《OECD国際学力調査結果―日本の高校生 知識を使って議論したり、生活に結びつける力が不足》

 《骨密度調査―若い女性の骨密度低い》

 この手の調査で出てくる結果は「事実」なのかも知れないが、そこにどんなバイアスがかかり、どのように結論が導出されたのかをきちんと見なければならない。意図的にはバイアスをかけていなくても、調査の時期やサンプルの集め方、質問の仕方によって結果はいくらでも変わってくる。
 ある結果、パーセンテージが出たからといって、決してそれだけで右往左往してはならない。短絡的な解決策に結びつけてはならない。

 教育の問題は、単に授業時間を増やすだけでは何も解決しないだろう。文化や国民性が影響するもっと深い考察が必要な話だ。その場しのぎの短絡的解決を追いかけてきた結果が「ゆとり教育」をはじめとする昨今の混乱なのだ。そもそもOECDが求める学力像はそれほど両手離しに良いものなのだろうか。学力を国別に順位づけて公表するやり方が果たして「適切」なのだろうか。
 
 骨密度の調査にはもちろん「牛乳普及協会」が一枚噛んでいる。当然そこからは牛乳をもっと普及させるような結論しか出てこない。
 
 どうせ何かを調査するのであれば、もう少し冷静で深い議論につながる調査をしてほしい。そうでないならば、それは何かを誰かに無理矢理「説得」しようとする意図だけを持った、使い勝手の悪い道具にしか成り得ない。
[ 2007/12/05 19:42 ] TB(0) | CM(0)
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 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

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◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

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