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ものを生み出すという孤独 

 ものごとを「進める」には大勢の力が必要だ。けれど、ものごとを「生み出す」のは、いつも必ず、たった「1人」なのではないか?
 人が集まれば何かが生まれる――創造とは、そういうものとは違う気がする。

 複数の人間が集まってアイデアを出し合う場合であっても、そこでフワリと浮かんで来たものをタイミングよく掴み取り、言語や映像として定着させ、全方位的に課題を解決する、その最後のアイデアを「生み出す」のは、1人である。
 大勢で生み出しているように見えたとしても、ものを生み出すのは実は1人なのだ。――例えばどんなに周りが協力をしたとしても、1人の人間を生み出すのはやはり1人の人間であるように。

 グッドアイデアに至るまでのブレインストーミングや、その後のアイデアのブラッシュアップは「進める」作業であり、「生み出す」作業ではない。「進める」作業はみんなでやればよい。
 けれども何かを生み出そうと思ったら、自分で生み出すか、あるいは誰か他の一人に生み出してもらうしかない。「みんな」という集合体から生まれるわけではない。創造とは、生みの苦しみ、生みの醍醐味とは、その孤独にあるのかも知れない。

-----Zoom In Zoom Out-----

「プロフェッショナル 仕事の流儀」
フレンチシェフ・岸田周三

■「アイデア会議」
加藤 昌治
[ 2008/02/05 23:04 ] TB(0) | CM(0)
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■このブログについて:
 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

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◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

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