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知への船出 

 ネット上に流布された膨大な情報に今や万人がアクセス可能だ。他人がネットで5分もあれば調べられる事を知っていたとしても、もはやどうしようもない。比較的簡単な事柄であれば、何かを調べたりその結果をレポートに仕立てることは、その場に居ながらにしてできてしまう。
 重要なのは、ネット上に流布されていない、あまり人に知られていない情報にどうアクセスするか。現場に実際に行ってその目で何を見、肌で何を感じるか。そして、そうやって仕入れた膨大な情報の中から、新たな知をどう組み立てるか。
 そういった意味での知の巨人を2人、ここで心にとどめておきたい。
 1人目はダーウィン。世界の果てガラパゴスまで調査船ビーグル号に乗り込み出かけて行き、生物の多様な世界を進化論としてまとめあげた。
 2人目は空海。船で唐に渡る時は一介の留学僧に過ぎなかったが、いつの間にか当時の密教の知識全てを授けられ、その後の日本仏教の基礎を築いた。
 2人に共通していたのは、「えいやっ」と船に乗り込むその大いなる覚悟を持っていたことだろう。
 この2人がたとえネット全盛の今の時代に生きていたとしても、やっぱり勝手に現場に出かけて行き、壮大な知の集積と新たな知の構築に黙々と取り組むに違いない。

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空海の風景〈上〉空海の風景
中公文庫
司馬 遼太郎

[ 2008/08/14 20:24 ] TB(0) | CM(0)
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■このブログについて:
 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

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◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

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