スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] トラックバック(-) | コメント(-)

日常の某氏 

 弁当などで間仕切りのために入っている緑色のギザギザしたもの。これは「バラン」というものらしい。
 もともとはユリ科の一種である葉蘭という植物の葉を、細工切りにして使ったという。
 日常的によく目にしているのに、名前を知らないものはこのバランのように身の回りに溢れているのだろうと思い、探してみた。けれど、専門的な器具や部品、固有名詞などを除けば、身の回りのありとあらゆる日常の品々に、ひとつひとつよく知っている名前が付いていることに気がついた。
 床屋の店先でクルクル回っているのは「有平(あるへい)棒」と言う奇妙な名で呼ばれていることや、洋食屋などでカレーのルーが出てくる時に入っている容器が「ソースボート」、電線と電柱の間で絶縁の役割を果たしている白い物体は「碍子(ガイシ)」という名前である事などは分かったが。けれどもまだ名前の付いていない「某氏」を探すのは結構大変だ。 日常生活とは、あらゆる「名前を知っているものごと」に囲まれて過ごす事なのだと、あらためて思い至った。

----- Zoom In & Zoom Out -----


5Language(ファイブランゲージ)5Language(ファイブランゲージ)
ネコ・パブリッシング
紀田 順一郎



寝ながら学べる構造主義 (文春新書)寝ながら学べる構造主義
文春新書
内田 樹




[ 2008/08/15 21:33 ] TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

studio:lamplight


■このブログについて:
 「科学と芸術、そして人間。」をテーマに、さまざまなものごとについて考えるブログです。特定の領域というよりも、領域と領域どうしの境界面のそのたたずまいに焦点を当て、張り過ぎず緩め過ぎず可能な限りバランスのとれた考察を深めることをめざしています。

■リンク、コメント、トラックバック:
 悪意のあるものを除き、基本的にオープンです。異論反論、叱咤激励をどうぞお願いいたします。

 ※このブログは、アフィリエイト・プログラムには参加しておりません。

◆管理者プロフィール:
 1976年生まれ。東京都在住。自称、逍遙学派。歩きながら考えることで何かが見えてこないかと、今日も歩きながら考えている。このブログも文章のほとんどを、歩きながら携帯電話にて入力し、推敲を重ねている。

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。